まんまと買い物で失敗したHarley Bentonが無事に売れたので、いよいよ、新しいギターを組むことにした。

そう、巷で大人気のテレキャスターカスタムだ。

切欠は、去年の12月にキャプテンズの傷彦王子とライブの後に機材話をさせていただいた際に、王子が「やっぱり、フロントハムでリアシングルのミックスの音が最高だと思う」という言葉だ。

フロントのハムバッカーのみだと音の太さや温かみがある一方で、どうしても音の輪郭はぼやけるので、それにリアのシングルの音がミックスされるとそれが解消されるのだ。

実際、当時組んでいた2ハムテレキャスターでリアのハムをコイルタップしてミックスにすると非常に良い音が鳴っていたのだ。クリーントーンでコード弾きするなら、これで決まりというくらいの良い音。

という事もあり、Harley Bentonの2ハムテレキャスターを購入したのだが、先日ブログに記した通りイメージ合わず手放したので、売れるまでの間、リサーチを始めていた。


予算はざっと8万円程度。ボディ3万円、ネック1万円、ピックアップ3万円、その他1万円と見積もっている。

ギターボディの塗装はもうやらないことに決めているので、塗装済みのボディ探しから開始した。GuitarFetishというサイトにテレキャスターカスタム用のボディが売っていることは知っていたので、送料が100ドルもかかるが、他に当てもなさそうなので、ココで買うことにした。

https://www.guitarfetish.com/

ネックは、これまで組んだギターで使っているローステッドメイプルの物が気に入っているので、Aliexpressで購入することとし、最も重要なのはやはりピックアップだ。


テレキャスターカスタムといえば、ネック側は当然ながらワイドレンジハムバッカーだ。ハムバッカーでありながら、ハムバッカー特有の輪郭のぼやける感じがなく、エッジの効いた音が出せるというシロモノだ。この界隈のうんちくは別のブログなどに譲るとして、1個で3万円弱と個人的にはかなりお高いが、これに関してはケチる部分でもないので、オリジナルを購入することにした。

https://www.fender.com/ja-JP/parts/pickups-preamps/cunife-wide-range-humbucker/0992297002.html

リアについては、最近、Aliexpressで発見したFender Custom Shop ’51のレプリカにするか、手元にあるDiMarzioのTone Zone Tをコイルタップ仕様にするかで迷っている。

このレプリカ、本当に良くできていて、非常に良い音がする。Alinico3のマグネットなのだが、これがテレキャスターのブリッジには、ハイがきつくなく絶妙にちょうどよいのだ。


自身の手元にはブリッジにハムバッカーを搭載しているギターは、オリジナルのeuphoricguitars Model-TLだけなのだが、コイツにはDiMarzioのChopper Tが搭載されている。このChopper Tは1弦~4弦までシングルっぽい音で、5弦~6弦はハムバッカーっぽい音ということで気に入っているが、ガンガン歪ませたい時にはずっと何となく物足りない気がしていた。

https://www.resistold.cfbx.jp/rebooting/guitars/

そのため、次のギターはブリッジは出力の大きなハムバッカーを載せることを前提に考えていたのだが、最近、Model-TLでもAmplitube側の音の調整次第で問題ないと思えるようになっていた。さすがはかのリッチー・コッツェンさんが使っていただけはある。

という事もあり、次のギターにDiMarzioのTone Zone Tを載せるのは必須ではなく、音を比較して決めることにした。


とりあえず、ボディから発注して届くのを待つことに。続きは後日。