いつも大げさだが、策に溺れたおかげで1日以上の遠回りをしてしまった。(話長いです)
相方くんが過去に作った曲をリメイクしようという話が事の発端ではある。その曲は以下のリフを延々と繰り返す構成だ。(リフは再現)
Bm7 – G の繰り返し。このコード進行で、1曲全て作り上げている。作成中なので、ここでお披露目はできないが、上手く作り上げている。
ループベースで曲を構成するACIDというソフトで作ったというのだが、上のリフはそのループ素材だった様だ。
相方くんは思い入れが強いということ、自分もこのリフが印象的であり気に入ったので、リメイクをする事にしたのだが、これが大苦戦の始まりだった。この曲に合うリズムトラックを作り上げるのが大変だったのだ。
これまで作った曲がスイングしているリズムばかりで、スイングしていないのはハウス系なので、経験値不足。しかもごまかしが効かないバラード。RPMは80とかなりゆっくりという、未経験尽くし。正直、安請け合いだったと思う。
スイングしているループは合わないので、打ち込みで作ってみても、相方くんのリアクションはイマイチ。ということで、過去買ったサンプリングCDを聴いていたら、スイングしていなくて雰囲気の合うループを見つけた。
ところがこのループのRPMは85。このループに合わせて、リメイク曲のRPMも85に合わせることも考えたが、さすがに曲の雰囲気が大きく変わってしまう。ループを合わせるしか無い。
ちょうどReasonのバージョンアップをして、wavのループをスライスしてrexファイルにして、Dr.rexでRPMを80にして再生すれば良い。
早速、試してみたのだが、ここで問題が。それが以下のファイル。
スナップの音が響いているおかげで、その残響までスライスされてしまっている。痛恨の極みだ。
さて、困ったと思ったが、サンプリングCDにはワンショット(ループを構成する単発の音)が含まれている。
という事で…スナップの音だけ打ち込む事にした。
スナップの音の残像が入っているスライスを避けて、スライスを組み合わせて…という地味な作業を繰り返した。実はこの様な作業が苦手ではなく、嫌いでも無い。
これで完成!と思ったが、スライスが微妙に上手くいっていないのか、出来上がったスナップ抜きのループには何とも違和感がある。
結局、ワンショットを使って、ループを打ち込みで再現するという結論に至った…そして、作ったループがこちら。完璧では無いにせよ、一応、完成したので、後は他のアレンジとのバランスを見ながら微調整する。
そして、RPMを80に変えたのがこちら。
そして、リフと組み合わせたのがこちら。何とか形になった。
ワンショットがあって、RPMにギャップがあって、ループがシンプルな事が分かっていた時点で、最初から打ち込みで再現するという選択肢はあったはずだ。
新しいReasonでループをスライスできるようになった事に完全に目を奪われていた。良いオッサンが情けない。